右腰の痛み、放って大丈夫?女性は要注意!
「急に動くと右の腰だけがズキッと痛い」
「ベットからの起き上がりで右腰が鋭く痛む。」
皆さんこんな腰の痛みに悩まされていないですか?もし腰が痛くても、腰を一日中全く動かさないようにするのは難しいので一度腰痛が出てしまうとかなりの頻度で痛さを感じることが多いと思います。
女性の場合お仕事だけでなく家事や育児、無理をしなくてはいけない状況になる事が多くありませんか?
しかも、腰の痛みが左右どちらか片方の方はすごく多いです。「歪んでいるの?」「病気かな?」「筋肉が右だけ傷んでるのかな?」など、余計に不安になってきますよね。
今回は、そんな右だけの腰痛があるあなたへ、可能性がある原因と、その対処をお伝えします。あなたのつらい腰痛が改善するヒントになれば嬉しいです。
ピース整骨院古川橋院ではメールでのお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。
目次
1.腰痛の原因は?
2.右の腰だけ痛みが出る原因3つ
3.右腰の痛みは普段の生活が原因!
4.まとめ
1.腰痛の原因は?
腰痛の原因はさまざまですが、腰痛のうち原因が特定できるものはわずか15%程度といわれています。代表的なものは、腰椎が直接障害される圧迫骨折や、椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄などがありますが、その他、細菌感染やがん、臓器や血管などの病気が原因となり、腰痛を引き起こすこともあります。
一方、残りの約85%は、レントゲンなどの検査をしても原因が特定できないといわれています。このような腰痛では、生活習慣、ストレスや不安、不眠など心の状態が影響していることもあります。また、見た目にはわからない神経の障害によって痛みが生じていることもあります。
腰痛の主な原因
腰椎(腰の骨)の歪み
腰椎(腰の骨)の病気:腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・側湾症など
筋肉の炎症・損傷(筋肉の繊維が切れること)
関節の炎症・損傷(関節と関節の間に炎症を起こすこと)
内臓の病気・疲労(主に腸・子宮・腎臓)
妊娠・出産後の骨盤の歪み
それぞれ腰痛の原因によって、症状の出方も少しずつ違ってきます。
では、その症状の違いと、右だけ腰が痛くなる場合はどんな可能性があるのかを考えてみましょう。
右の腰だけ痛みが出る原因3つ
1.右側の筋肉が原因の場合
右腰の痛みにこんな特徴があれば、筋肉の炎症や疲労が原因で痛みが起こっている可能性が高いです。あてはまるものはありますか?
朝よりも夜になる程痛みが強くなる
動き出した際に痛みがでる
太ももの裏やふくらはぎが張っている
以前より、運動不足を感じている
皆さんどうですか?
右の腰が痛くなる原因として、まず血行不良が起こります。血行不良が起こる原因は姿勢不良、運動不足などがあります。そうすると、筋肉は通常より柔軟性がなくなり、硬くなります。そして何かの拍子で筋肉が損傷しやすくなります。(ギックリ腰になりやすい方もこれに含まれます)
その結果、炎症がまだ起こっていない場合は触れると冷たく、だる重さを感じます。逆に炎症が起こってしまっている場合は触ると熱を持っていて、ズキズキ痛みます。
原因が筋肉の場合は、まず筋肉に血液を流すことが必要です。筋肉が正常な柔軟性を取り戻すことで痛みは治まり、また繰り返しにくくなります。
足ののマッサージをする
足を組むなど姿勢不良になる動作を控える。
水分を一日2ℓ以上飲む。
以上のことを意識してみてください。
尚、インナーマッスルや腹筋を鍛えることも重要ですが、腰痛があるときに無理にトレーニングをすることはあまりおすすめしません。整形外科・整骨院・接骨院の先生に相談してみてください。
2.右側の内臓の疲労が原因の場合
右側の内臓が原因で、右だけ腰が痛い方も意外と多くいらっしゃいます。
強い痛みや腹痛も伴う痛みがある場合はすぐに病院にいく事をおすすめします。病院で何もないと言われたけど、これらに当てはまる方は内臓が疲労している可能性がありますので、是非参考にしてくださいね。
右の腰に重だるさががある
痛みがストレス・食生活によって変わる
塩辛いもの、脂っこい食べ物が大好き
便秘である
むくみが強い
排卵痛がある
これらの症状がある方は、右の腎臓・もしくは腸の右側・(女性の場合)卵巣に疲労が溜まっている可能性があります。内臓に疲労があると、臓器が重力に勝てず、下がってきてしまいます。その結果、腰の筋肉や神経を押して痛みが出ることがあるのです。(便秘の場合は腸が張って筋肉や神経を押します)
これに当てはまる方は、生活習慣の改善をする必要があります。
砂糖と塩、油物を控える(特にお菓子・ラーメン・揚げ物)
ナトリウム・カリウムを意識して摂る(軟水がオススメです!)
適度な運動を心掛ける
この3つを意識してみてください。
生活習慣というのは字のごとく癖になっているものなので、これだけでも結構しんどいかもしれません。内臓の疲労の段階でも腰痛などの原因になりますし、もっと疲労してしまうと病気になりやすい身体になるので予防のためにも頑張ってくださいね!
3.骨盤の歪みが原因で右腰の痛みが出ている方
本来・骨盤の歪みや猫背などは、寝たらリセットできるようになっています。
しかし、疲労が積み重なって自分で治せるレベルではなくなったり、女性の場合ですと妊娠などで骨盤が慢性的に歪む状況にあったり、歪んでいることが当たり前になってしまいます。
腰の下(お尻近く)がズキッとする
ここ1年以内で妊娠や出産をした
靴のかかとの減りが左右で違う
生理痛がひどい
上記に当てはまるあなたは、骨盤の歪みが原因で右腰の痛みが出ている可能性があります。
この場合、自分でできることは少なくなりますが以下の3点で改善できます。
足を組まない
骨盤底筋群、インナーマッスルを鍛える
骨盤矯正をする(産後の方は特に早めにされることをお勧めします)
骨盤が歪むと、骨盤の中にある子宮や卵巣、腸、筋肉に負担がかかり、腰痛以外に、内臓の疲労やぽっこりお腹の原因になります。
是非、整骨院や接骨院の先生に相談してみてください。
3.右腰の痛みは普段よ生活が原因!
右腰の痛みの原因は、普段の生活でのアンバランス・生活習慣の乱れが原因になっています。原因が何にしろ、改善の為に共通するのが、以下3点です。
しっかり睡眠をとる
水分を1.5ℓ〜2ℓは摂る
長時間悪い姿勢で座ったり寝たりしない
睡眠は、筋肉や内臓、関節の間にあるリンパ液や血液を回復させる何より重要なものです。健康な方は、寝て起きたら歪みや疲労が取れます。ただでさえ痛みが出ているのに、睡眠も取れていないとなると痛みを治すどころか、どんどん症状が悪化してしまいます。ひどい場合は慢性化の原因にもなります。
水分は良質な体液(血液・リンパ液)を巡らせたり、痛みを出す成分をおしっことして出すためにも必ず必要になります。
そしてどんなに健康な体でもずっと歪んだ姿勢でいるとその癖がつき、左右のどちらかの筋肉に負担をかけることになります。せっかく睡眠や水分量を意識しても、毎日長時間足を組んでいたら歪みは出てきます。
こういったことから、原因にかかわらず、上記のことも意識することが重要です。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?あなたの症状に当てはまるものはありますか?
右だけ腰が痛いと、不安になることは多いですが、腰痛の中でも右だけ…左だけ…なんてことは少なくありません。そんな悩みでお困りの方は是非一度、小林整骨院グループにご相談ください。
ピース整骨院古川橋院では施術経験豊富な院長が
・一人一人の症状に合わせた対処方法
・筋肉を緩めるための施術
・骨盤を正しい位置に戻す矯正治療
・患部の筋肉をちゃんと使えるようになる関節へのトレーニング
などを患者様に合わせて行い、症状の改善に努めていきます。
しっかり原因を把握して、原因を解決していくことで痛みはほぼ100%、しっかり取れていくのでご安心ください。あなたの右腰の痛みが改善して、毎日の生活が快適に過ごせることを心からお祈りしています。
2022.06.09